建築アスベスト給付金の給付額
建設アスベスト給付金裁判手続対象者は、建築型アスベスト被害について、550万円から1,300万円の給付金を国から受け取ることができます。
具体的な金額としては、以下の表のとおりです。
https://ameblo.jp/miyakosougou/entry-12755392961.html#_=_
石綿肺 管理区分2 | 石綿肺 管理区分3 | 石綿肺 管理区分4、中皮腫・肺がん・著しい呼吸機能障害を伴うびまん性胸膜肥厚・良性石綿胸水 | |
合併症なし | 550万円 | 800万円 | 1150万円
※肺がんの場合、喫煙歴が認められると、10%減額 |
合併症あり | 700万円 | 950万円 |
死亡した場合→1150万円
死亡した場合→1300万円
ただし、国の責任期間内で、一定の短期ばく露をした方は、10%の減額がなされます。
一方で、解決後であっても、症状が進んだ場合や死亡した場合には、追加給付金を請求できる可能性があります。
他方、国からではなく、建材メーカーに対しても損害の賠償を請求できます。
その場合、被害者1人当たり数百万円から2,000万円程度の損害賠償責任を判決で認めることもあります。
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都総合法律事務所 弁護士 高谷滋樹
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