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会社の破産により会社自体に及ぼす影響

 

会社が破産した場合、会社そのものはどのような状態になるのでしょうか。

 

1 会社の財産

会社が破産すると、会社のすべての財産・資産は処分・清算されます。

この財産・資産には、有形無形を問わずすべて含まれます。処分・清算は、裁判所が選任する破産管財人が行います。

 

 

2 会社の契約

破産した会社が締結していた様々な契約はすべて清算され、解消されます。

この契約には、事業に関する契約だけでなく、日常的なライフラインの契約、事業所等の賃貸借契約、さらには従業員との雇用契約も含まれます。

この清算・解消手続も破産管財人が行います。

 

3 会社の事業

以上の①②などを通じて、会社の事業は廃止されます。

事業が存続されるのは、破産手続において事業譲渡されるといった極めて例外的な場面に限られます。

 

以上により、最終的に会社そのものは消滅することとなります。

 

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